大学の研究室が厳しい!その理由と教授の気持ち
2017/11/08
朝から晩まで、ひどいと24時間体制で行うこともあるというのが研究室。
理数系の大学は4学部になると研究室に配属されます。
今回はなんで研究室は厳しいのかという疑問について迫ってみます。
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Contents
「もう嫌!」厳しい大学の研究室
理数系大学の4学部になると研究室に配属されます。
研究室と聞けば常に実験に取り組みデータを取り…というイメージですが、まさにその通り。
ただ、その1日のスケジュールや中身は分かりにくいです。
とある学生が有機化学系の研究室に配属されたところ、入って数カ月で「もう辞めたい…」と漏らしています。
その理由は、拘束時間の長さだとか。
表向きには10時~22時という拘束時間に対して実際には9時~24時なんだそうです。
そもそも基本的な時間から長いと思うのですが、ほぼ1日中研究室にこもってひたすら実験に取り組まなくてはならないようです。
そして、研究室というものは閉鎖された空間。
この中に1日中こもり毎日同じスタッフと作業を続けるということは精神的にかなり厳しい状況ですよね。
研究室というものはどこもこのような雰囲気なのかが気になってきます。
これから研究室を選ぶ学生にとって嫌な情報となるかも知れませんが前もって知るということも大切です。
実際に研究室を経験した人たちの意見を聞いてみましょう。
厳しい大学の研究室ほど良いという意見
「研究室が厳しい」「もう嫌だ」
このような弱音をこぼす学生は非常に多いようです。
拘束時間が長かったり教授が怖かったり…色々な理由があるようです。
ただ、このような厳しいお言葉もあります。
「研究室は仕事場」
教授や研究員はプロなんです、ということです。
単なる勉強ではなく「これが仕事」だという意識を持つことが大切なんだとか。
教授たちは世界と戦って日々研究を続けているということを忘れてはいけません。
大学の三学部までの気分は早く忘れるべきです。
そして厳しい研究室の方が力が付くという意見も多いです。
その時はとても厳しくてつらい日々かも知れないけど、後から振り返ると成果を感じるんだとか。
ですから、プロの元に修行へ行くつもりで研究室に入らなくてはいけないとうことです。
大学の研究室の厳しい教授という存在について
厳しい研究室にいる教授はとても熱心ではないでしょうか。
あまりにも厳しい言葉ばかり言われてしまうとつらくて辞めたくもなるでしょう。
ただ、そのような「良い先生」がいる研究室はとても貴重かも知れません。
むしろ放任主義の教授の元にいる人は楽かも知れないけど伸びないでしょう。
力を付けることができるかは自分の努力次第ですが、厳しい教授の元ビシバシと叩かれて耐え抜いた人で能力を発揮する人は多いです。
自分の理想の教授がいる研究室というものはなかなか見つからないと思いますが「いかにも厳しそう」な教授こそ実は素晴らしい先生かも知れません。
ただ、明らかにハラスメント的な行為を行う人に対しては別の問題が起きますね。
研究室を選ぶということは教授を選ぶということです。
自分の目標をはっきりと持って頑張ってみてください。
研究室の教授が取った対策とは?
「研究室が厳しくて嫌だ」という意見について、研究室にいる教授はこのように思っているようです。
「卒業研究単位を楽して取ろうとする学生が増えている」ということです。
やる気のない学生が研究室に入ることで気苦労が絶えずとても疲れるとのこと。
そこでこの教授はこんな対策を取りました。
「一度研究室に入ったら辞めることはできない」ということをあらかじめ学生に告げました。
そうしたところ配属希望の学生がたった1名しか残らなかったそうです。
正直この人数には驚いたようですが、これによってお荷物になる学生が減ってほっとしたという感想も述べています。
やる気のある学生だけを育てた方が教授にとっても精神的に楽だということのようです。
学生が少ない分研究に集中することができるので、忙しい研究生活を送る上でこのような結果になったことはメリットですね。
東大の研究室が厳しい2つの理由
日本一のレベルを誇る東京大学の研究室も厳しいとの定評があります。
実際のところはどうなのか?ということを実際に体験をした人に聞いてみました。
「東大の研究室」
ここの研究室もとにかく学生に厳しいです。
厳しい理由もはっきりしていて、1つは教授が忙しいということも挙がっているからということ。
もう1つは、東大の教授は伝統的に厳しいということが言われています。
ただ、最近の教授は昔に比べるとずいぶん優しいという話も聞きます。
昔は学生を突き放して、それでも付いて来る人を育てていたということのようです。
今回は大学の研究室が厳しいということについて実際に配属された人の意見や、教授の気持ちをまとめてみました。
研究室というものが何なのかをしっかりと考え、なぜ教授が厳しく接するのかがわかれば気持ちも変わるのではないでしょうか。
しっかりと先を見つめて目標を持つことで乗り越えられるものかも知れません。