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ワーク・Workの知識の広場

「介護の仕事が辛い…」体験談と現場の厳しさ

      2017/09/28

高齢化社会にとって介護の仕事を選ぶ人はとても貴重な存在となっています。

しかし介護の現場の厳しさが浮き彫りとなっているのも確か。

「仕事が辛い…」と訴える人の体験談に耳を傾け、その実態について考えてみましょう。

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介護の仕事が辛い…高卒18歳の体験談

高齢化社会となった日本では介護職を選ぶ若者が増えてきました。

介護の仕事というものは常に人の世話をするものであり、非常に重労働となっています。

今回は「介護の仕事が辛い…」と語る人達の体験談をご紹介していきます。

介護の現場はどんな様子なのかについてもぜひ注目をしてみてください。

「高校卒業後に入社をした若者の体験談」

高卒後から入社をしてほんの5日ですがすでに辛いです。

職員の多くは優しく指導してくれるのですが、中には厳しく口が悪い人がいます。

厳しく注意するのは私のためにしてくださっていると頭では分かっていますが、少しでも手順や準備を忘れてしまうと「この前も言ったよな」と厳しい言葉をかけられます。

これについては自分なりにしっかりと改善すべきことだと何とか思い直すことができましたが、どうしても腑に落ちないことを言われてしまいました。

それは、ほかの職員から指導を行ってもらっている際、私のすぐそばである方が転倒をしてしまいました。

無傷で済みほっとしたのもつかの間、あの厳しい職員から「なぜ気づかなかったのか!?」と詰め寄られました。

確かに転倒を防げなかったことについては悔やみますが、出来ることと出来ないことがあると思います。

まだ働いて間もないのですが正直このまま続けられるのかが不安です。

ただのアルバイト扱いで時給も安いし、心底辛くなってしまいました。

介護の仕事が辛い…給料が安いから辞めたい

「給料が安いから辞めたい」

少しでも人の役に立ちたいと思い介護職を選びましたが、イメージ通りとてもきつい仕事です。

肉体的にも精神的にも辛い仕事なのに給料が安い。

これでは続けることが難しいですよね。

1日に何度も人を抱えたり、下の世話もしなくてはなりません。

利用者に心無い言葉をかけられることもあります。

さらに辛いのが日勤だけではなく夜勤もあるので不規則な生活が続きます。

利用者は施設が家となっているので24時間体制でシフトが組まれます。

このために早出や遅出をしたり、長時間労働を強いられることも少なくはありません。

休日も月に8~9日程度でもちろん土日は休めません。

お正月やお盆なども関係なく、長期休暇を取ることもできません。

不規則な生活が続いたおかげで体調を崩しやすく、友人と遊ぶことも減ってしまいました。

恋人と過ごすことも予定が合わずにできないまま。

これでは私生活がおかしくなってしまいます。

給料が安い上にこのような生活を続けることはやはり辛いです。

介護職を退職する場合の理由

介護の仕事を続けられないと思い退職をするならどのように行うべきかをまとめてみます。

とくに退職理由はどのように伝えるべきなのか…みなさん悩むと思います。

・介護の仕事を辞める場合の退職理由

さまざまな理由から介護の仕事を退職をしたいと考えると思いますが「仕事が合わなかったから」と上司に伝えてしまうのはどうなのでしょうか。

さらに「給料が安いから」「人間関係がこじれて」など、そのまま伝えてしまわずに次のような理由にしてはいかがでしょうか。

介護はとにかく体力勝負の仕事。

「疲れてしまった。」と伝えるのも、正直で良いのではないでしょうか。

また、介護職としてキャリアアップをしたいと思っている場合は素直に伝えてみることも。

例えば「ケアマネジャーを目指しているので介護老人保健施設への勤務を希望しているから」など、具体的な目的が言えるなら話してみましょう。

その上司によっては次の転職先へのアドバイスをしてくれると思います。

介護の仕事をやってよかった!という意見や勤務体制の違い

介護の仕事が辛いという体験談やマイナスな部分ばかりをご紹介してきましたが、もちろん「介護の仕事をやってよかった」と思う面もたくさんあります。

「介護職のいいところ」

・仕事を見つけやすい

・色々な人との出会い

・資格を取るとキャリアアップできる

・やりがいのある仕事である。

マイナス面ばかりが続く場合はキャリアアップを図るのも手です。

また給料面で大きな不満がある場合はほかの施設へも目を向けてみましょう。

自分が続けられる現場や会社に所属することがやはり大切ですね。

そして介護施設によっても勤務体制が大きく異なります。

自分の都合に合う職場を探しましょう。

・デイサービス

日勤を中心に働きたいのであれば「デイサービス」または「デイケア」が向いています。

正社員よりもパートや派遣での募集がメインとなっています。

・特別養護老人ホーム

夜勤が多い職場は「特別養護老人ホーム」や「グループホーム」です。

24時間体制でのシフトが組まれるので日勤だけで働きたい場合はこのような施設は向いていないでしょう。

勤務時間について相談ができる施設を探してみてください。

「介護の仕事」というと、上記の様に辛い面ばかりがクローズアップされてしまいがち。

 

しかし、大変やりがいのある仕事です。

私は札幌市で7年間、ターミナルケアの病棟に勤務していました。
結核になってしまい、免疫力が下がってしまい、自分の納得できる仕事ができなくなり、辞めました。

痴呆が激しく、時には患者様に暴言を言われることもありました。
しかし、その暴言は、痴呆という病気からくるものなのです。

考えてみましょう。

もし、今目の前にいる人が、愛する人だったら。
もし、今目の前にいる人が、愛する家族だったら。

一生懸命に生き、その終末を迎えようとしておられる人生の先輩のお世話をさせていただくことは、大変光栄なことだと思いませんか?

「ありがとう。」と感謝され、患者様から「笑顔」の頂ける、経験した者にしか感じられない、充実感と、やりがいを感じられる仕事です。

毎日がドリフで、毎日が笑いと愛に満ちたそんな7年間でした。

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