【JR】駅員の仕事は大変？収入や苦労する仕事内容

毎日1,700万人の利用者があると言われている駅。中でもJRは日本各地に線路を持つ最大手の鉄道会社です。

そこで駅員として働く人はどのような苦労があり、収入を得ているのか。実はあまり知られていません。

そんな駅員さんにスポットを当て、リアルな声をご紹介していきます。

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教えて！JRで駅員の仕事をしている人の声

駅員の主な仕事は、

• 改札業務
• みどりの窓口
• ホーム業務

などがあり、駅を利用する人のサポートを行います。

実際に働く駅員の実体験は普段なかなか聞くことはできません。

カッコイイ制服を着る駅員さんは子供たちの憧れでもありますが、正直メリットよりもデメリットが多く目立つそう。

ここでは年齢と年収、苦労することをご紹介していきます。

「26歳男性の声」

• 年収：400～500万円
• 苦労する点：ひたすら客の苦情を聞かなければならない。

現場の状況を上司はわかってくれない。

「19歳男性の声」

• 年収：300万円未満
• 苦労する点：とにかく立場が低いのがつらい。人間の嫌なところばかり見える。

「35歳男性の声」

• 年収：400～500万円
• 苦労する点：上司の人間関係が面倒。クレーマーの対応。

「40歳男性の声」

• 年収：600～700万円
• 苦労する点：とにかくホームの汚れがつらい。

「55歳男性の声」

• 年収：800～900万円
• 苦労する点：電車の送れで怒る客への謝罪、その繰り返しで精神がおかしくなる。

…このように、駅員として働く人は利用客への対応に非常につらい思いをしているよう。

しかし、ほかの高卒で働ける仕事よりは待遇や福利厚生がよいというメリットがあるから、何とか続いているという声もあります。

駅員という仕事はイメージよりも過酷でつらい職業のようですね。

JRの駅員の仕事で難しい「列車監視」

「列車監視」

駅員の仕事の中で、最も重要かつ難しいのがこの列車監視です。

これは電車のドアが閉まる際に乗客が残っていないかの安全確認とともに、車掌さんに旗を振って知らせるという仕事。

全員が乗ったかどうか、これを判断して合図を送るのですが、このタイミングは慣れるまではもちろん、見極めることが難しいとされています。

「乗客の対応」

先ほどの列車監視以外には主に乗客の対応をしたり、事務所で作業をしています。

車いすの方には乗車の補助を行うのも重要な仕事です。

重労働作業となりますが、駅員である以上やらなければなりません。

「転勤」

JRの場合は勤務場所を選ぶことができないので、突然地方に転勤することも。

ただ、それがいつどうなるかわからないので、10年間同じ沿線で勤務することもあるようです。

急病人、汚物…JRの駅員の仕事での苦労

駅員さんの苦労は毎日耐えることなく続きます。

これは一般的な企業では体験できないような苦労のようです。

急病人が多い

電車を利用する人で具合が悪くなる人は実に多く、利用客数が多ければそれに応じてどんどん増えます。

夜になればお酒に酔った人が倒れたり具合が悪くなったり…その対応は計り知れないものでしょう。

とにかく汚い

駅のホームの汚れに気付いたことはあるかと思いますが、とにかく駅は汚れます。

清掃員の人が掃除をしてくれますが、そういう環境で仕事を続ける苦労もあります。

駅員になるための資格や収入

「資格」

駅員になるための資格はとくにありません。

基本的には高卒以上の学歴があれば誰でも駅員を目指すことができます。

また、学歴不問であることもあり、幅広い人材を募集しています。

車掌、運転士

駅員ではなく車掌を目指す場合にも特別な資格は不要です。

駅員から経験を積み、車掌の登用試験に合格をすることで勤務することが可能です。

ただ、運転士になりたい場合は車掌として経験を積み、その後「動力車操縦者運転免許」という国家資格を取得しなければなれないので難しくなります。

十分な経験が必要となるので、たとえそういった学校を卒業してもすぐに業務には就くことはできません。

収入

JRの正社員の年収は、東京都内での場合ならこのような感じです。

20代独身…年収430万円～

30代既婚…年収560万円～

契約社員の場合は時給1,000～1,200円となっています。

駅員になった女性の体験談

女性でも駅員を目指すことは可能です。

しかし、体力勝負であり重労働に夜勤もあるので覚悟をしなければならない点が多いです。

それでも駅員になりたい方へ、実際に駅員として働く女性の声をご紹介します。

「駅員になってつらいこと」

• 仮眠をしたあとはメイクなどの身支度があるので、男性よりも大変
• ホームが寒いまたは暑い
• 昇格が難しい
• 結婚、出産の時に辞めてしまう人が多い

「駅員になって楽しいこと」

• 駅員仲間との会話が楽しい
• 子供の憧れの存在になれる
• 制服がカッコイイ

このように、女性でも駅員として働く人もいますが、やはり過酷な仕事なので実際には大変です。

しかしながら、苦労することも多いかも知れませんが、駅員さんに感謝をしている人はもちろんたくさんいます。

通学・通勤・レジャーを始め、海外からの旅行者まで、電車を利用する人にとって、駅員さんは必要不可欠な方たちなのですから。