職場の愚痴を言いたいのに言えない・・そんな時の対処法

社会人になると学生の頃と比べるとストレスが多くなってきます。

愚痴だって言いたくなるのも当然です。

しかし、職場の愚痴を「言いたくても言えない！」そう感じている人も多いのではないでしょうか。

愚痴を言えないと、どんどんストレスも溜まって爆発するんじゃないかという不安も出てきますが、そんな時にはどうすればいいのでしょうか。

愚痴を誰かに言わなくてもスッキリする方法を教えちゃいます。

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職場の愚痴を言いたい！でも言えない！その理由とは？

「上司が怒ってばっかりでホント嫌になるんだよね～」

「先輩は口ばっかりで全然働かなくて腹が立つわ！！」

「今やってる仕事はやりがいなんて感じないわ」

職場で溜まった不満や愚痴を誰かに聞いてもらってスッキリしたいと思いますよね。

でも、愚痴って誰にでも言えるってわけじゃありません。

言いたいのに言えない・・・その理由とは何なのでしょうか。

愚痴を言えば広がる

「疲れた」「しんどい」程度の愚痴であれば広がってもそれほど問題はありません。

しかし、上司や先輩、同僚についての愚痴を言うことだってあるでしょう。

そんな時はたいてい「誰にも言わないでね」と伝えてから愚痴るのに、いつの間にか他の人が知っていたり、最悪の場合は本人に伝わってしまう場合があるんです。

また、人から人に伝わることによって自分が言ってないようなことも加えられてしまうなんてこともあります。

聞いている人にストレスを与えてしまう

誰かに愚痴を聞いてもらえば自分はスッキリしますが、愚痴を聞かされた相手はどうでしょうか。

愚痴を聞いていい気分になる人なんていません。

いい気分ではないけれど、あなたのことを思って笑顔で聞いてくれるでしょう。

しかし、あなたが愚痴を言ってスッキリすればするほど相手にはストレスを与えてしまうのです。

人が離れていく

あなたは愚痴の多い人のことを信頼出来ますか？出来ませんよね。

愚痴が多い人は誰に対しても愚痴をこぼすもの。

「きっと私の愚痴も言われてるんだろうな」と思ってしまいます。

そうなれば人がどんどんと離れていき、職場関係のことを愚痴れば仕事が減る可能性もあるのです。

職場で溜まった愚痴を言えないのはストレスがどんどん溜まる！？

職場での愚痴は毎日のようにわき上がってくるけれど、人にはなかなか言えない・・・

じゃあストレスが溜まっていってしまうじゃないか！！！と思いますよね。

確かに、愚痴を吐き出せばスッキリするでしょう。

しかし、愚痴ってしまうことでストレスが溜まることがあるということを知っていますか？

決して愚痴をいうことがストレス解消になるわけではないのです。

罪悪感を感じてしまう

誰かに愚痴ってしまうとスッキリする反面、罪悪感を感じてしまいます。

「愚痴ってしまって（聞いてもらった相手に）申し訳ないな」

「やっぱり言わなければよかった・・・」

こんな風に感じてしまうことがストレスになってしまうのです。

共感してもらえない

上司の愚痴を同僚に話したとします。

同僚が、自分と同じように上司に対して不満を持っていれば共感してもらえますが、上司に対して何も不満がなければ「そんな風に思わないけどな～」と言われてしまいます。

何なら「あなたにも直すべき点があるんじゃない？」なんて事を言われる可能性だってあります。

愚痴を言ったのに共感してもらえない、自分を非難されればストレスを感じてしまうでしょう。

余計にイライラする

愚痴を言うことによって、そのことを余計に意識するようになります。

また、愚痴ったとしても気持ちはスッキリするかもしれませんが、その事柄やその人物は何も変わることがありません。

意識するようになるけれど、何も変わっていないとなると余計にイライラしてしまうのです。

このように、愚痴を言うことによって逆にストレスが溜まってしまうということがあるということを覚えておきましょう。

職場の愚痴を言えないからツラいと感じた時の対処法

愚痴はなるべく人に言わない方がいいとは分かっていても、自分の中に溜まってしまうと精神的にもよくありません。

何が何でも愚痴を言ってはいけない！ということではなく、その方法について考えようということなんですよね。

おすすめの方法は“不満や愚痴は紙に書く”ということです。

紙に書く方法であれば誰に迷惑をかけることもありませんし、誰に見られることもないので自分の心の中にあるイライラやモヤモヤを思いっきり書きましょう。

書いてみると、不満を客観的にみることができるので自分の気持ちを整理することができるんです。

「イライラしてたけど、書いてみるとたいしたことじゃないのかも・・・」

そんな風に感じることもあるでしょう。

不満や愚痴を書いた紙はビリビリに破って捨ててしまいます。

ビリビリに破くということもストレス解消につながるのでおすすめです。

誰かに愚痴りたいという時には紙に書いて発散することがおすすめなのですが、おすすめできない方法もあります。

それはSNSに愚痴を書くということです。

不特定多数の人に見られてしまうSNSに愚痴を書く事で、別のトラブルが起こる可能性があります。

誤解を生んで大切な人とトラブルにならないためにもSNSへ愚痴を投稿するのはやめておきましょう。

愚痴を言わない人になりたい！その方法とは？

あなたの周りに愚痴を言わない人っていませんか？

誰だって愚痴を言わなくて済むのであれば言いたくはありませんよね。

あなたが感じる不満は少し考え方を変えるだけでグッと減るんです。

感謝する

あなたが不満に思っていることを感謝してみましょう。

例えば、上司があなたに口うるさく言ってくることが不満だったとします。

同僚には言わないのに、自分にだけ色々言われると愚痴も言いたくなるでしょう。

しかし、上司が自分に対して言っているのをマイナスなことではなくプラスに捉えるのです。

「自分に期待してくれているからだ」「上司が注意してくれたおかげで自分が成長できる」

そんな風に考えてみましょう。

どんなことでもプラスに捉えることで不満は減っていくのです。

相手の良いところを探す

苦手だな～と感じる人と接すると、その人の嫌なところしか見えなくなってきます。

人に限らず、仕事に関しても嫌だな～と感じていればツラい部分しか見えなくなります。

しかし、どんな仕事にもどんな人にも良いところはあるのです。

「仕事が遅い・・・でも丁寧でミスは少ない」「細かい作業で疲れる・・・でも達成感を感じられる」

そんな風に不満に思う人や物事の良いところを探してみましょう。

良いところを見つけることができれば愚痴を言うことも少なくなっていきます。

愚痴を言わなくなれば人生がもっと楽しくなる

いかがでしたか。

愚痴を言えない時の対処法や、言わない人になるための考え方などについてお話してきました。

どんなに考え方を変えてみても、仕事をしていれば少しの不満が出てきてしまうのは仕方がありません。

もちろん、愚痴を言ってはいけないというのではありませんが、愚痴を言うことによって自分も嫌な気持ちになるだけでなく、大切な人を失ってしまう可能性があるということを忘れないで下さい。

愚痴を言わない人のところには人が集まってきます。

その人と話していると、楽しく前向きな気持ちになるからなんですよね。

“また会いたいな”と思ってもらえるって素敵な事だと思いませんか。

また、物事をプラスに考えていくと、気持ちも前向きになって色んなことが良い方向にいくんです。

マイナスではなく、プラスに考えられる人になりましょう。

そうすれば、きっとあなたに笑顔が増えるでしょう。

笑顔が増えれば人が集まってきます。

“愚痴を言わないようにする”というのは簡単なことではありませんが、言わないようにと気を付けるだけであなたの人生は今以上に楽しくなるはずですよ。