トラックの運転手を目指す女性のメリットとデメリット
2017/11/08
女性が大きなトラックの運転手を目指すことは、やはり厳しいものでしょうか。
実際に働く女性ドライバーの体験談や、つらかったことなどの声を集めてみました。
最近では「トラガール」として大々的に募集がされていますが、実際に働くとどのような給与体系になっているのか。
気になる点を探り、ご紹介していきます。
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Contents
女性が大型トラックの運転手を目指すことは無理?
大きな大型トラックを女性が運転をする姿はたくましくカッコイイものです。
少ないながらも大型トラックの運転手に憧れる女性もまだまだ健在。
とても貴重な存在となっています。
実際に女性が運転手を目指すことは簡単なことではなく、いまだに「男の世界だから…」と面接で断られることもしばしば。
この理由は一体何でしょうか。
男性が活躍する現場であることは理解できますが、やはり力がないとダメだということなのでしょうか。
それはたとえ免許を持っていてもダメだということなのでしょうか。
今回は女性が大型トラックの運転手を目指すことについてまとめてみます。
実際に運転手となった女性の体験談をもとに、これから目指す女性はどのような心持ちで面接へ行くべきなのかということをぜひ参考にしてください。
「いやみを言われたことも」大型トラックの女性運転手の体験談
ここでは20年もの大型トラックの経験を持つ女性ドライバーの方の体験談をご紹介します。
この方は運転手として採用されてから乗ったトラックの大きさは1t~2t~4t~10tという感じで徐々にステップアップをしたとのこと。
やはり最初のころは4t~10tのトラックには恐怖を感じたそうです。
いくら免許を持っていても最初から大きなトラックに乗れるわけではありません。
大きなトラックに慣れるには「腹をくくる」ことが肝心だそうです。
女性差別を受けることもある
最近では女性ドライバーも増えたので少なくなったとはいえ、男性多数の現場なので中には「女は楽できていいよな」といやみ言われたこともあったそうです。
免許を取得する時も教官から「女にそう簡単に免許はあげられないから」と言われたなんていう驚きの経験もお持ちだとか。
それにも負けずに立ち向かっていくという気持ちがこの仕事を続けるためのポイントなんでしょう。
女性ドライバーになるための教訓
1.男の何倍も頑張る努力をする
2.自分が下手な事をしたら業界の女性に対する評価が下がる
3.男がミスをするより女がミスをすると
「だから女は」と出来ない男達の思うツボになる
4.男の人より運転技術を誇れる位上手くなってやる
これが大切だと言います。
「きたれ!トラガール」国土交通省が女性トラック運転手を大募集
昔は大型トラックに乗る女性運転手はとても少なかったもので遭遇することも滅多にありませんでした。
しかし最近では女性が活躍する場が増え、女性運転手の人数が増えてきています。
さらに国土交通省が「きたれ!トラガール」と称し女性トラック運転手を大々的にPR募集を始めました。
これはトラック業界の人出不足が深刻な問題となっているために行われたキャンペーンです。
まだまだトラック業界での女性の割合は大変少なく全体のおよそ2.4%にしか過ぎません。
これからはたくさんの「トラガール」を町で見かけるようになるといいですね。
トラックの運転手を目指したきっかけとは?
ある女性トラック運転手に質問をしてみました。
Q.「なぜこの仕事を選んだのか?」を質問してみました。
A.『親戚のおじさんが大きなダンプカーに乗っていたのを見て憧れました。
パンチパーマに腹巻きをしたスタイルがすごくカッコ良かったんです。
それで絶対に運転手になろうと誓いました。
実は高校卒業をして数年間はアパレルショップの店長をしていましたが、やっぱりトラックへのあこがれが再燃して。免許を取りに行きました。』
さらにこんな質問をしてみました。
Q.「トラック運転手の魅力とは何ですか?」
A.『どこに行ってもすぐに顔と名前を覚えてもらえます。
「頑張ってね」と言ってもらえたりするのでやりがいを感じます。
荷物の積み下ろしも手伝ってもらっちゃうことも多いです。
周りの方に協力してもらえる時は素直に手伝ってもらっています。』
女性トラックドライバーの給料や補償について
平均年収や福利厚生などについて
月収:22~28万円
年収:300~350万円程度
男性の場合での平均年収が350~400万円程度なのでやや少なくなっています。
保険や福利厚生についてはその会社によって違います。
社会保険もない会社も多く、万が一の事故についても自己負担になることもあります。
これから面接を行う方は次の点についてよく考えておきましょう。
- 給与形態(月収か歩合か)
- 社会保険の有無
- 事故・損害発生時の支払いについて
- 高速道路料金の支払いについて
高速料金については自己負担になる会社が多いです。
このような出費を避けたいのなら長距離はおすすめしません。
産休や育児休暇などを利用できる会社もほとんどないため、女性はあらかじめ考慮する事も、長くその会社で仕事を続けるポイントの一つになるでしょう。