「ありがとう」の返事 相手が上司の場合の答え方はこれだ!
「ありがとう」と言われたときに「どういたしまして」と返事することって多いですよね。
でも、この「ありがとう」を言った相手が上司だったとしたら「どういたしまして」という返事に違和感がある気がしませんか?
上司に「ありがとう」と言われた時には何と言えばいいのでしょうか。
他にも目上の人に使ってしまいがちなNGな言葉たちをご紹介します。
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Contents
上司に「ありがとう」と言われたときの返事に困る!
感謝の言葉として「ありがとう」と人に伝える事は大切です。
その「ありがとう」を言われたときに、きちんと返事をすることも忘れてはいけません。
友人にお礼を言われたときであれば何も考えずに「どういたしまして」と返事できるのですが、相手が上司だった場合
(どういたしましては失礼なんじゃないか・・・)
と心配になってしまいませんか。
「どういたしまして」という返事は“目上の人が目下の人に使う”というイメージがあるというのが理由の一つでしょう。
「どういたしまして」という言葉は「たいしたことではありません」「たいしたことはしていません」という意味になります。
「適当に対応したので気にしないで下さい」といった意味でもあるので、どうしても上の立場から言っている感じがしますよね。
返事をした本人としては「そんなに大変ではなかったので大丈夫ですよ」「そんなに気にしないでくださいね」と相手を気遣うつもりで言ったのでしょう。
しかし“目上の人が目下の人に使う”というイメージがあり、上から目線で言っているという印象を与えてしまう危険があるので、上司から「ありがとう」と言われたときの返事として「どういたしまして」を使うのは控えるようにしましょう。
返事に困る!上司から「ありがとう」と言われた時には
上司に「ありがとう」と言われたときに「どういたしまして」という返事は控えた方がいいのであれば、なんて言えばいいのでしょうか。
いくつかの返し方をご紹介していきます。
- 恐れいります
- 恐縮です
- お役に立てて光栄です
- お役に立てて嬉しく思っています
- 喜んでいただけて幸いです
- こちらこそ勉強になりました
- 私にもいい経験になりました
- こちらこそ有り難うございました
- 少しでもお手伝いできてよかったです
- またいつでも仰ってください
- 他にもお手伝いできることがあればお声がけください
などがあります。
「どういたしまして」以外にも返事の方法ってたくさんあると思いませんか。
上司から感謝されたときの返事には「謙遜」や「感謝」の気持ちがあれば、いい印象を与えることができるでしょう。
ただ、「どういたしまして」を絶対に使ってはいけないということではありません。
あなたと上司との関係が親しい場合には「どういたしまして」と返事をしても問題はないでしょう。
「ありがとう」以外もある!上司から言われて返事に困るとき
上司への返事に困るのって「ありがとう」以外にもあると思いませんか。
例えば上司から褒められたときに、何と返事をしているでしょうか。
困って「あ・・いえ・・・そんなことは・・・」のようになってしまいがちです。
これなら上司だって褒め甲斐がありませんよね。
かといって「ありがとうございます」だけだと素っ気ない感じがしてしまいます。
では、どんな返事がいいのでしょうか。
■日頃の働きぶりなどを褒められたとき
- ありがとうございます。もったいないくらいのお言葉です。
- ○○さん(上司)にそう言っていただけると元気が出ます。
■仕事での成功を褒められたとき
- ○○さん(上司)のおかげです。ありがとうございます。
- ありがとうございます。自分でも驚いているところです。
- ありがとうございます。今後も精進したいと思っております。
■持ち物などを褒められたとき
- ありがとうございます。○○さん(上司)の物も素敵ですよね。
- ○○さんに褒められるなんて光栄です。
どうですか。言い返し方だと思いませんか。
このような返事が出来れば上司との関係も良くなりますし、褒められることも
増えるでしょう。
これもNG!上司に使ってしまいがちな言葉
丁寧に言っているつもりでも、目上の人に言うと失礼になってしまう言葉がいくつかあります。
ついつい間違って上司に使ってしまっている可能性があるので気を付けましょう。
「ご苦労様です」
上司が先に帰るときや出張から戻ってきたときなど、「ご苦労様です」と言ってしまいがち。
しかし、「ご苦労様」というのは自分の為に仕事をしてくれた人に対して使う言葉なので上司に言うと失礼になってしまいます。
こういった時は「お疲れ様でした」を使うようにしましょう。
「分かりました」「了解しました」
上司から指示を受けたときに「分かりました」「了解しました」と言っている人も多いでしょう。
丁寧に感じますが、これらを目上の人やお客様に使うと失礼になります。
正しくは「かしこまりました」「承知しました」と言うようにします。
「なるほどですね」
「なるほどですね」は「なるほど」と「そうですね」が合わさった言葉になります。
「なるほどですね」は正しい敬語ではないので上司に使うと失礼になってしまうんです。
同意したい時には「はい、そうですね」とし、納得したい時には「おっしゃるとおりです」を使うようにしましょう。
上司の性格や距離感を知っておくことが大切
いかがでしたか。
上司から「ありがとう」と言われたときの返事や、褒められたときの返し方、つい言ってしまいがちな失礼になってしまう言葉についてご紹介しました。
これらを知っておくと、上司から言われたときに「何と言えばいいんだろう・・・」と悩まずに済みますよね。
返事の仕方一つであなたへの印象を大きく変えてしまうことがあるので、間違わないように気を付けなければなりません。
しかし、あなたと上司が親しいのであればそれほど神経質になる必要もないでしょう。
「どういたしまして」「なるほどですね」と言っても上司もそれほど気にはしないと思います。
ただ、どんなに親しくても上司の性格によっては礼儀は大切にと考えている場合があるので要注意です。
上司の性格や、上司と自分の距離感はどれくらいなのかというのを知っておくことがポイントになります。
距離が離れている場合でも返事一つで近づけることもあるので、その場に合った言葉を選んでいくようにしていって下さいね。