身元調査が行われて就職の内定が取り消される？必要性と可能性

身元調査と聞くとなんだかドキッとしてしまうのは私だけでしょうか。

決して悪い事をしたわけではないのにちょっぴり怖い。

これが就職が内定した企業で行われるとしたら・・・

不安になってしまいませんか？

大手企業や銀行などではこの身元調査が行われることもあるそうなのですが

どういった事を調査するのでしょうか。

気になるところ調べてみました。

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企業が就職内定者の身元調査を行うと知ってビックリ！

先日友人と話していたときに、子供の就職活動の話になったんですが

企業側が身元調査を行うらしいという事を聞いてビックリしました。

私自身は親の仕事を継いだので就職活動とは無縁だったので、内定をもらうのに、身元調査されるなんて全く知らなかったのです。

友人も調べられて困るような事は思い当たらないけれど、それでももし自分のせいで子供の内定がもらえなかったり、取り消しになるようなことがあったらどうしようと不安な様子でした。

確かに身元調査って言ったって何を調べられるかも分からないので不安になってしまう気持ちも分かります。

でも本当にどんな企業でも行っていることなのでしょうか。

また身元調査によって内定が取り消されるなんて事があるのでしょうか。

就職内定者に身元調査をする必要性って？

調べてみると就職内定者の身元調査は本当に行われているようでした。

でも就職するときは面接だってありますし、その人自身を見ればいいことだと思いませんか？

どうしてわざわざ身元調査をしなければならないのでしょうか。

残念な事に面接時に嘘を付く人も少なくないようです。

そのために

・履歴書に書かれたところに住んでいるか
・学歴に嘘はないか

といった事を調べたり、時には近隣の住民や実家周辺の聞き取りも行うんだとか。

近隣の住民とトラブルを起こしていればそれも言われてしまう可能性もあるわけです。

ただし全ての企業がこういった身元調査を行っているわけではありません。

大企業、主に金融機関では調査することが多いようなのです。

金融機関では他人のお金を扱うので、横領だったり着服だったりの事件が起きます。

それを予防するために身元調査を行うと言ってもいいでしょう。

例えば借金に困っている、ギャンブル好きなどであれば横領、着服の可能性も出てきます。

もちろん、借金があってもギャンブル好きでも真面目に働いている人はたくさんいるのですが、予防する為にはそういった事情のある人は避けなければならないのです。

借金があったり、ギャンブルが好きだと言うことは調べればすぐに分かりますからね。

中には興信所を使ってまで調査されることもあるようです。

身元調査によって就職先から内定を取り消される？

企業が身元調査を行う理由は分かりましたが、せっかく内定をもらったのに、身元調査をされて取り消しなんて事になったら悔しすぎると思いませんか？

内定をもらっても、いつ取り消されるのかとビクビクしてなければなりませんよね。

実は、一般的に身元調査が行われるのは内定を出す前の段階なんだそうです。

その調査の方法も告知されて行われる場合もあれば、極秘で行われる場合もあります。

最終選考の時点で調査され、問題があれば内定ももらえないはずです。

そのため、内定が出てから取り消されるということはほとんどありません。

もしも内定が出たのに取り消されてしまったときは労働局の窓口に相談してみるといいでしょう。

身元調査をされると聞くと、借金があったりしたら就職活動自体が怖くなってしまいますが、国家公務員や金融機関、セキュリティー会社は行っている場合が多いですが、多くの企業ではされていません。

ですので、不安になり過ぎる必要はないのです。

あまり考えすぎずに就職活動を頑張りましょう。

前の会社に身元調査をされる

転職の時には前の会社に調査される場合があります。

前の会社で問題を起こして退職した場合や、ろくに仕事もせずに退職した場合などは、調査した上で不採用となってしまう事もあるのです。

しかし、よっぽどの事でないと影響はないと思うので、面接時やその後の素行に気をつけるようにしておきましょう。

誰でも面接で自分に不利な事を言うのは避けたいところですが、嘘はつかないようにしましょう。

例えば年齢制限があるから年齢のサバを読んだり、有利になると思い持ってもいない資格を持っていると言ったり・・・

どんなことであれ、調べれば分かることですし事実よりも嘘をついた事の方が印象が悪いので、正直に話すようにしましょう。

大丈夫、普通に生活をしていれば必要以上に恐れることはありませんよ。

SNSで身元調査をされることも

インスタ、ツイッター、フェイスブックといったSNSを利用する若者が増えていますが、このSNSを就職先が見ている可能性があるので気を付けなければならないのです。

特に気を付けなければならないのがフェイスブックですね。

インスタやツイッターとは違い、フェイスブックは本名を登録しているので、就職先の人事担当はあなたのフェイスブックをすぐに探せるでしょう。

たとえ同じ名前の人がいても、居住地や大学などが一致すればあなただと断定できますし、何より自分の写真をアップしていれば一目瞭然です。

フェイスブックを利用していない人でも名前で検索すれば見ることはできますし、何も設定していなければ世界中の誰でもあなたの投稿を見ることができるのです。

もちろん普通の投稿をしていればいいのですが、若さゆえに羽目を外してしまった時の写真を投稿していたり、愚痴や批判ばかりの投稿ではあなたへの印象もよくありません。

面接を受けた後にその会社のことや質問内容などをつぶやくなんて事のないように気を付けましょう。