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ネタが傷む説は本当?寿司職人に女性がいない理由はこれだった

   

まだまだ日本の社会では働く女性にとっては厳しい世の中。

そんな中、必死に頑張っている女性寿司職人の姿があります。

女性の寿司職人がこのように少ないのはなぜでしょうか?その謎に迫ってみます!

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手が温かいからダメ?寿司職人に女性がいない訳

時々お寿司屋さんに訪れる人は、ちょっと思い出してほしいことがあります。

それは、寿司職人さんについてです。

寿司を握る寿司職人は、男性ばかりだということにお気づきではないでしょうか。

これは回転寿司でも同じことで、板場に立つ女性の姿が見られないですよね。

私たち日本人は、どこかそれが当たり前のように感じているものですが、海外の人からするととても不思議なことのようです。

ではなぜ寿司職人に女性がいないのでしょうか?

女性は「手が温かい」から不向きと言われていた

男性に比べて、女性の手の温度が温かいからネタの鮮度が落ちる。

かつてはそういった風説が流れており、実際に女性が握った寿司に対して「美味しくないのでは?」と指摘する客もいまだにいるとか。

これは明らかに女性差別ではないのか?と思われる発言ですが、なぜ寿司職人は女性に対してここまで厳しいのでしょうか。

そこには日本の伝統を守るための「女人禁制」体質が残されているようです。

昔の男女差別の名残あり!寿司職人に女性は不適切なのか

寿司を握る寿司職人は昔こそ女性は全くいませんでしたが、今は少しづつ増えつつあります。

ミシュランガイドに掲載されている寿司店の中に女性が握るお店が掲載されたことで話題になり、瞬く間にその噂が広まりました。

職人独特の思想が残る寿司業界

寿司職人になるまでは長い年月修行をするイメージがありますが、いまだにその風習は残されています。

その風習が日本の伝統を守る意味だと支持する人もいれば、今の社会に適した考えではないと異論を唱える人もいます。

こんな風に、日本人は寿司に対するこだわりが強く、それに応えるための技術や志が必要な世界だということのようです。

男性と対等に扱われる

寿司職人という仕事は、体力勝負と言われています。

だからと言って、女性には不向きだと言うのはやはり間違いかも知れません。

レストランのシェフやパティシエとして活躍する女性がいるように、寿司職人も同じように考えてみるとそう感じるものです。

どの業界もやはり男性と肩を並べるだけの努力と技術、精神が必要だということですね。

女性の寿司職人も存在しています!

先ほどもご紹介しましたが、寿司職人として活躍する女性の姿も最近では増えつつあります。

中には寿司業界でのコンクールで数々の受賞をする女性も存在し、2010年には女性が握る寿司店「なでしこ寿司」が秋葉原にオープンしています。

こちらのお店では女性ならではの気遣いや心配りが取り入れられ、今までにない寿司店になっているとのこと。

一方でこのような寿司店はマーケティング戦略では?という声もあがっており、やはり寿司に対するこだわりの強さを垣間見ることができます。

海外からは大注目

日本のお寿司は海外でも大人気のジャパニーズソウルフードとなっていますが、やはり女性職人の少なさには疑問の声があがっています。

観光者向けのお店として女性を採用することもあるようですが、気軽なお店が増えるとともに、日本の技術や伝統についても改めて考えさせられるようになっています。

海外では女性寿司職人が活躍中

寿司職人に女性が少ない理由としてよく言われていたのが、

  • 男性より体温が高いのでネタの味が落ちる
  • 生理周期の関係で味覚に変化が生まれるから

このような風説が流れていました。

それ以前に、職人=男性という雰囲気が伝わっていたことが大きな理由ではないでしょうか。

職人と呼ばれる存在はまだまだ女性が少ないですが、これからどんどん活躍する場が増えるかと思います。

海外では女性寿司職人が多数

日本国内では見かける機会がとても少ないのに対し、海外では女性寿司職人が多数活躍しています。

また、東京にある「東京すしアカデミー」では寿司職人を目指す女性生徒がたくさんいます。

これからの社会では、お寿司を握る女性がどんどん増えることが期待されています。

寿司職人には「サムライ精神」が必要!?

日本の伝統を守ることはとても大切なことの一方で、そこに残る男女差別のような雰囲気はいまだに消えないものです。

昔の生活と言えば、男は外で働いて女は家を守るもの、などと言ったものですが、今は女性も男性と同じように仕事を持つ人が増えています。

寿司職人に受け継がれている「サムライの精神性」は、女性でも引き継ぐことで伝統を守る意味をするのでしょう。

男性と同じ扱いを受けることで苦労もあると思いますが、その中でも活躍することができれば周りからも認めてもらうことができます。

厳しい世界だからこそ、やりがいを持って頑張ってほしいものですね。

女性ならでは職人が増えることを願う

まだまだ女性が働くことは大変な社会となっていますが、職人の世界にも思い切って飛び込むのもこれからは必要なのかも知れません。

「女だから…」と思わせないためにはたくさんの努力が必要ですが、女性が伝える日本の伝統もどんどん増えるといいですね。

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