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理系の学生は学部卒で就職をした方が有利だという理由

      2017/09/28

学部卒で就職をすべきか大学院へ進学をするか…。

理系学生が悩むのはここですよね。

修士の方が就職は有利という説は本当なのかどうか。

この点についてもご紹介していきます。

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理系の学生が悩む「学部卒」か「就職」か

理系大学へ通う学生が悩むのはこれ。

学部を卒業したあと「進学」をするのか「就職」をするのかという二択についてです。

理系学生の多くは大学院へ進学をすることでようやく専門的な勉強ができます。

このような貴重な機会を逃さないためにも大学院への進学は考えるべきことです。

将来的には研究開発職を目指すという場合は修士以上が条件の場合もあるのも事実です。

このような場合であればやはり大学院で専門的な知識を学ぶべきでしょう。

ただ、進学をせず学部で卒業をすることでもあるメリットが得られます。

企業によっては専門的な知識を得る前に入社をして、そこで成長をしてほしいと願っているものもあります。

大学で学んだ分野とは異なる企業への就職をしたとしても、社会に出て経験したことでプラスになるでしょう。

これからの将来について悩むと思いますが、社会に出て取り組みたいことは何かと考え進学か就職かを決めるべきです。

理系から就職するのは学部卒より修士が本当に有利なのか

これからの進路に悩む理系学生にぜひ考えてほしいのが、企業が望む人材がどのような人物なのかということです。

専門的な知識を得ている修士や博士の方が有利なのではないかと考えてしまいがちですが、実はそうではありません。

もちろんその企業の分野によっては大学院で専門的な勉強をしている人材を希望する場合もあります。

ただ企業に就職をするとその分野だけではなく、営業や管理職などの部門へと異動をしていきます。

そのために、専門的な分野だけに特化した学生よりも柔軟な考えを持つ学部卒の方が望ましいと希望する企業は多いです。

実際に働き始めると知識よりも大切なことがあるからです。

しかし大学院への進学を勧める空気が流れているのはなぜなのか?と考えるとあることが浮かびます。

それは、大学の経営的な問題だということです。

私立大学の理系大学院の学費は2年でおよそ200万円以上かかります。

この学費を費やしたとしても実際に就職をしても給与の差は学部卒とさほど変わりがありません。

理系学生が学部卒で就職することのメリット

理系学生は大学院と就職に悩むと思いますが、悩んだら次の言葉を胸に刻んでみてください。

「頭が柔軟なうちに就職をしよう」

学部卒で就職をすると入社時の年齢は22歳、修士の場合なら24歳です。

2年早く入社をするだけで何が違うのかと言えば、頭の柔軟性ではないかという企業側の意見が多くみられます。

大学院で研究を続けて知識を豊かにすることももちろん大切なことですが、早く実際のビジネスの場を経験することで早い成長が期待できます。

悩む学生の中でこういった考えの人もいるでしょう、それは「研究から逃げたいから就職をする」ということです。

この場合考えるべきことは、将来何をしたいのかをしっかりと見つめ直すことです。

企業によっては研究を行った修士でないと採用できないこともあります。

自分が希望をする道が大学院への進学を必要とするのであれば、やはり考え直すべきですね。

就職と大学院の2年間を見比べてみる

就職すべきか進学すべきか迷った場合は実際の体験談を参考にしてみるといいでしょう。

ここでは理系大学からIT企業へ就職した人の経験をもとにまとめてみました。

・プログラミングの仕事を2年続けた場合で見比べてみる

理系大学を学部卒でIT企業に就職し、プログラミングの仕事をフルタイムで2年続けた場合の時間を計算してみます。

1日8時間勤務で年間休日120日を2年続けた場合。

8×240×2=約3,800時間となります。

この時間と大学院で学ぶ時間を比べてみると、上記のほうがはるかに上回ることがわかります。

就職をして2年勤めるだけで基礎的な実務経験を積むことは可能であり、実際にプログラミングの経験がない人が2年後には開発リーダーを担当することもあります。

学生時代の経験と企業での実務経験では大きく差があるので比べるものではありませんが、実際に仕事として吸収すべきことは早く就職をした方が有利になります。

これは入社後にどのくらい努力をしたかにも大きく差が出るため、学歴は関係ないと言っても過言ではありません。

本当に大学院へ行くべきかはしっかりと検討をする必要があるということです。

理系学生におすすめの資格

・情報セキュリティスペシャリスト

理系学生の就職に有利になる資格であり国家資格です。

この資格の問題はIT系で活躍をする専門家や高等教育機関に所属をする専門家約400名によって作成されています。

情報セキュリティ技術の専門的な知識を得るにはおすすめの資格となっています。

・オラクルマスター

データベース管理システム「Oracle Datebase」の管理と運用をするための資格であり、企業からの需要は高まっています。

開発者やDB保管管理者としても活躍が望めるので就職に役立てる資格です。

ブロンズ、シルバー、ゴールドとレベルが上がるほど有利となるので上を目指してみましょう。

・知的財産管理技能士

資格取得者が少ないものですが商標や意匠などの権利調整が必要な場ではものとなります。

希望する企業によってはこのような資格が有利となるので、学生のうちに取得を目指すべきでしょう。

 - ライフハック, 就活, 試験・資格

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