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年金の未納を調べるなら、ねんきんネット

      2017/11/08

年金については、これまでの経緯を考えると

人任せにしないほうがいいと断言できると思います。

その上で、ではどう調べるのが正解なのか、

未納の場合はどこに確認すればよいのかなど、

常に敏感に、最新の情報を知っておく必要があると思います。

時の政府の状況にも変わってくる制度ですので、

まずはレスポンスが早いインターネットで確認してみては?

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自分の年金の未納状況を調べるならネットが便利

私達の老後の暮らしを支えてくれるはずの大事な年金制度。しかし、受け取るまでにはまだ長い歲月がありますね。

数年前に問題となった、加入記録の「漏れ」や「間違い」は、過去に支払った証明がなくなることと同じで、将来の受取額に反映されるため、見過ごすわけにはいきませんよね。

今までは、国任せ会社任せで、税金のように当然支払うものとして、細かいところまで確認していない人が多かったと思います。

ところが、最近ではいくらの支払いに対して、将来いくら受け取れるのか、おおよその予想をたてることもでき、支払いの期限が迫っている人などは、それをめあてに調整することも可能です。

受け取れる額は、国民年金と厚生年金の違い、保険料を収めた期間や料金の違いによっても、変わってきます。

自分の加入状況は、「ねんきん定期便」に記載されています。日本年金機構から毎年誕生月に送付され、加入期間、どのくらいの年金が見込めるのか、保険料の納付状況など、確認することができます。

転職や結婚などで、国民年金から厚生年金になるなど、変更が多い方は、特に注意して年月日など確認してみましょう。

「漏れ」や「誤り」があれば、日本年金機構に申し出て正しい状況を調査してもらい、記載した内容と違うことが判明した場合は訂正されます。

また、自分の年金加入状況は、日本年金機構ウェブサイト「ねんきんネット」だと、インターネットなので24時間確認できます。

年金の未納や未加入を調べるなら社会保険事務所が確実

年金の保険料の支払いや加入状況については、インターネットや郵送される定期便などでは今ひとつわからないという場合、社会保険事務所に直接尋ねることができます。

自分が居住しているる所轄の社会保険事務所がどこなのかを市役所の年金窓口やホームページなどで調べましょう。場所はグーグルなどで簡単に見つかると思います。

まずは、電話で済む話もあると思うので相談してみましょう。

窓口に行く場合は、加入履歴を照会し、年金保険料の支払い状況を確認します。

もしも未納分や未加入期間がある場合は、自分でしっかりと把握されているならばよいのですが、事業所の手続きミスの可能性もあるので、思い当たることがあれば、申し出て調査してもらいましょう。

手続きには年金手帳が必要になります。年金証書や証明書類、或いは過去の職場での源泉徴収票など、証明できるものがあれば、照会してもらえます。

年金の未納を調べることは大事

国民年金は、所得が少ないなどの理由で保険料の未払いがあると、年金を支給する条件の支払期間から、未納の期間を引かれ、条件に達さないと受給できなくなることがあります。

しかし、低所得者などということで社会保険事務所に申請すると、国民年金の保険料を免除してもらえることがあります。

全額免除や四分の三免除となって、しっかりと手続きしたものについては、その期間は未納とはならず、支払った期間として記録に残ります。

どうせ、将来それほどもらえないのではないかと、放っておく人もいるようですが、知らないと損をしてしまいます。

この支払期間というのは、その時の状況によっても変わってくるので、少しでも優位にたてるように手を尽くすべきでしょう。

中には、支払期間が短くて受給資格がないことを悔み、70歳まで保険料を支払い続けて条件を満たそうとした人もいます。

そんな状況の人を救済するために、政府は未納分を治められる後払い制度を制定しました。

10年間分をさかのぼって支払う場合、受け取れる年金はは一ヶ月につき140円ほど増加することになるので、10年分だと月16800円ほど増加となります。

年金未納で財産差し押さえになるケース

国民年金制度は、日本に住む20歳から60歳までの人が加入することが義務づけられています。

年金保険料は支払うことが前提となっているため、未納の場合は、財産の差し押さえということもありえます。

それは誰にでも適応されるわけではありませんが、高額所得なのに未納であるとか、故意に支払わないという場合が対象となります。

国税徴収と同じ手続きで強制執行されることになるそうですので、かなり厳しい対応のようです。

所得は、年収500万円以上の高額所得にも関わらず、年金は支払っていないとなると、保険料の支払い能力があるとみなされ未納は差し押さえの対象となります。

また、国民年金保険料が未納だというのに、一般的な個人年金は加入している場合、国の年金には期待していないので民間の保険会社のほうが良いという判断をする人がいるようですが、保険料を支払う能力があるので、故意に支払っていないとみなされます。

その一方で、低所得で生活するのがやっとだという人の場合は、保険料の減額や免除の対象となるかもしれません。

免除期間が支払っているものと計算されるので、社会保険事務所に相談してみてはいかがでしょうか。

会社員は特に報酬額をしっかり調べるほうが無難

日本年金機構のねんきんネットでは、個人の年金の加入状況を詳しく調べることができます。

内容としては、
1)厚生年金か国民年金なのか加入していた種類

2)勤務先別の加入期間

3)標準報酬月額、標準賞与額

4)加入期間の合計

なお、将来受け取れる見込みの額を計算することもでき、印刷もできます。

<<標準報酬月額>>

受取額の年額を計算する時に、もととなる月額を等級にあてはめたものです。

一等級から三十等級まであり、一等級では98,000円、三十等級では62万円です。

<<標準賞与額>>

ボーナスの合計額のことですが、千円未満は切り捨てになります。

会社員であれば、会社が半分負担してくれる厚生年金に加入していると思いますが、会社が保険料を少なくするために、標準報酬月額と標準賞与額を従業員に内緒で少なく申告しているということがあるそうです。

この場合、給与を少なくされた被保険者は、保険料は安くなりますが、受け取る金額も少なくなります。

このようなことがないように、標準報酬月額と標準賞与額をしっかりと確認することが必要です。

なお、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」に記載されているものは「ねんきんネット」と違う場合があるそうですので、今一度確認した方がよいでしょう。

 - ライフハック, 年金

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