大学職員の年収は国立と私立大学で大きく異なる
2017/09/28
大学の運営を支える「大学職員」という職業は実は年収が高いという噂があります。
この真相について迫ってみると大学によって大きく異なることがわかりました。
年収が高いのはどんな大学であり、その給与体系についてご紹介します。
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Contents
大学職員の年収が高いという噂は本当?
さまざまな職業がある中「大学職員」の年収が高いと噂されています。
教授や講師ではなく職員という仕事に就いた場合の給与体系について詳しい内容をご紹介していきたいと思います。
大学職員の仕事内容とは、大学を運営するサポートをして学生が快適に大学生活を送れるように支えることです。
給与体系について調査を行ってみると大学によって大きく違うことや福利厚生や手当なども異なることがわかっています。
ひと昔前までは住宅手当が10万円まで出たという話もあるのですが、今現在はどうなのでしょうか。
年収も右肩上がりだという話ですがどの程度の年収なのかも気になりますね。
これから大学の職員へ就職・転職をしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
大学職員の年収額は国立と私立で大きく異なる
大学職員の年収の平均額は国立大学と私立大学で大きく異なります。
厚生労働省の資料によるとこのような平均額が出ています。
国立大学の場合は約556万円、私立大学の場合は約734万円となっています。
私立大学の方が約178万円ほど上回っているという結果となり、その差は大きいことが分かります。
さらに私立大学の大学職員として働く40代の年収額が1,000万円を超えることも少なくないとか。
月収で見てみると、国立大学の場合は平均30~35万円に対し、私立大学の場合は45~50万円となっています。
大学によってこの金額には差がありますが、大学職員の年収は私立大学の方が多いということがわかります。
大学職員の年収を東京大学と早稲田大学で比較してみる
大学職員の年収が高いという噂を聞いて転職を考える人も少なくはありません。
先ほどの結果によれば40代の年収が1,000万円を超えることもあることから、魅力的な職業かと思われます。
ただし大学によって金額の差があるので実際にはピンキリだという意見も多いのが現状です。
やはり都内有名な私立大学の年収は高く、そうではない地方の国立大学であえば低い傾向にあります。
まずは大学ごとの給与体系を調べて検討をしてみましょう。
ここで国立大学である東京大学と私立大学の早稲田大学の場合での給与体系を見比べてみましょう。
東京大学の初任給:月給202,335円
早稲田大学の初任給:月給223,420円
いずれも大学の学部卒での例です。
この金額をベースに年1回昇給、年2回の賞与や住宅手当、通勤手当等が付加されていきます。
経験年数や管理職に就いた場合についても金額が異なり、年収が大きくアップすることも期待できます。
大学職員の給与と賞与は下降傾向
大学職員の年収について調査を行い比較をしてみると、国立大学と私立大学によって異なることがわかりました。
そして有名大学と無名大学によっても金額の差が見られます。
首都圏と地方の差もあることがわかり、とくに地方大学では今後給料は下がることはあっても上がる見込みがないとも言われています。
これまで大学の賞与というものは一般企業のように景気に左右されずに固定金額が支払われてきました。
しかし近年はこの賞与の切り下げが各大学で行われており、全体的な平均年収も下降している傾向にあります。
今後景気が回復しても元の年収に戻るのか?と言えばその見込みもないとのこと。
過去のバブル時代と呼ばれたころには2桁分の賞与が支払われたこともありますが、今では5か月または5か月分に留まっています。
もちろん大学によっても違いはありますが、全体的に年収は下降しているということがわかります。
大学の専任職員と嘱託・契約職員について
・専任職員と嘱託・契約職員の違い
大学によっては専任職員とは別に嘱託や契約職員の採用が行われています。
この違いは一般企業なら正社員と契約社員のようなものです。
嘱託や契約職員の募集要項を見つけたら次のようなポイントをよく確認をしましょう。
・契約期間や年数
・契約更新が可能かどうか
・専任職員へ登用制度があるかどうか
大学によっては契約期間のおよそ3年程度で契約更新はできないこともあります。
同じ大学で長く勤めたい方はこの点について考えるべきです。
ただ、この契約期間を利用をしてさまざまな大学を渡り歩いて勤務している方も存在しており、メリットと捉えることもできます。
契約期間を終えてから専任職員への登用を行う大学もあるので、自分にとって都合のよい方を検討すべきですね。
嘱託や契約職員よりも専任職員の方が基本給が高くなり、年収アップも望めます。
また退職金規定も異なることから専任職員を目指した方が給与面では有利ではないでしょうか。
大学職員の年収についてご紹介してきましたが、大学によって大きく異なることや近年では下降傾向にありということもわかりました。
大学という職場に魅力を感じるのであればさまざまな大学を比較検討をすることが大切なようです。